ロアフェアリング用スピーカーアダプターの製作
軽快なツーリングモデルを製作するためにツアーパックが取り外されることは多々あります。
取り外されたツアーパックには小型のスピーカーが取り付けられていることがあります。そのスピーカーは再利用することが可能です。
ツアーパックの2つのスピーカー、これらをロアフェアリングに移設して使用します。
ツアーパック用のスピーカーをポッドに適合させるためアダプターを製作することにします。
アダプターはコンピューター上で設計し3Dプリンターで出力します。
今回はツアーパックのスピーカーユニットを使用しましたがもちろんその他のユニットで同種の作業を行うことも可能です。
テラダモータースでは取り付けを希望されるスピーカーユニットを持ち込んでいただければ各種アダプターを製作させていただきます。
ハーレーダビッドソン用ではないが一度試してみたいスピーカーユニットがあるという方は是非一度ご相談下さい。
前述のスピーカーアダプターの製作費は税抜き5,600円(参考価格)です
大切な物、守られていますか?
これまでハーレーダビッドソンのV型エンジンと言えば一部を除きエンジン周囲に設置されたフィンにより放熱する
「空冷エンジン」が主流でした
しかし、空冷エンジンによる「熱」が長年ユーザーを悩ませてきました
そんな中、ツインクールドエンジンが2014年に登場しました
最大の特徴は水冷化されたエンジンヘッド部分です
これにより外観、基本構造はこれまでのツインカムエンジンを保持したまま熱への対処に成功しました
エンジン冷却の要である冷却水はラジエターにおいて冷却されます
外観上大きな変更が無いように見える2014年以降のツーリングモデル、
ラジエターはいったいどこにあるのでしょうか
足元付近に取り付けられたロアフェアリングをご覧ください
ツインクールドエンジン用のラジエターは左右のロアフェアリング内に1つずつ設置されております
ここであらためてロアフェアリング、そしてラジエター部分をご覧ください
ロアフェアリングは地上からわずか40cm程度、虫や前輪が巻き上げる小石との接触も頻発しそうです
ラジエターは走行風を当てるため前面を向いて取り付けられております
ラジエターの主材質はアルミ、放熱性を高めるため薄いフィンが無数に設置されております
フィンは小石だけでなくハチや甲虫類の激突でも変形・破損してしまうおそれがあるデリケートなものですが
保護用のカバーは残念ながらプラスチック製です
大切なラジエターを守ってください
ステンレスを磨き上げて製作された「クロームラジエターグリル」をご使用ください
取り付けは前述のプラスチック製カバーと取り換えるだけなのでとても簡単です
蜂の巣状のメッシュ構造は純正を踏襲しながらも目の細かさは約3倍、冷却効率はそのままに異物の通過を許しません
「クロームラジエターグリル」と一緒にご使用いただきたいのが「クロームベントグリル」です
ラジエター横の風量調節口用ステンレス製カバーです
樹脂製の風量調節口にバフ仕上げのステンレスならではの強度、そして高級感を手軽に追加することができます
機能性、装飾性が同時に手に入るクロームラジエターグリルとクロームベントグリルによって
ツーリングモデルのカスタムがまた一歩前進します